奈良県でホームインスペクション|住宅診断を依頼するときの注意点④
2020年1月9日 / 住宅診断について
ホームインスペクションにかかる時間・診断内容・費用は?
ホームインスペクションにかかる時間
ホームインスペクションは30坪の住宅で約3時間かかります。ただし、住宅の大きさや面積、診断する内容は範囲によって所要時間は変わってきます。もし、時間が無い場合は、前もって依頼する業者に連絡をしておくとよいでしょう。
欠陥住宅を買わないためにも時間をかけて住宅診断をすることをオススメします
ホームインスペクションは、中古住宅売買の際に気になる「欠陥住宅」「設備の不備」などの不安要素を取り除くために買主が行う場合がほとんどです。万が一欠陥住宅を購入した場合のリスク(金額など)を考えると、時間をかけてでも、購入前にホームインスペクションをする価値があるといえます。
ホームインスペクションの流れ
- お問い合わせ ホームインスペクション業者へ電話やFAX・メールで問い合わせします。
- お見積り 依頼内容を伝え、およその料金の確認をします。
- お申し込み 料金の確認後、住宅診断日を確認しましょう
- 必要書類の提出 各社異なりますが、必要書類の提出を求められる場合があります。
- ホームインスペクションの実施 現地でホームインスペクターによる住宅診断が行われます。基本的にご依頼者様も立ち会います。診断当日に結果を聞く事ができます。
- 報告書 後日、ホームインスペクターによる報告書が届きます。診断内容を確認し、疑問や質問があれば問い合わせしてください。
- 料金の支払い ホームインスペクション業者へ料金を支払います。
上記はホームインスペクションを申し込んでから完了するまでの簡単な流れになります。ほとんどの場合、現地でご依頼者様立会いの下で実施されます。また、診断当日はホームインスペクションの結果を聞く事ができます。疑問・質問がある場合には、ホームインスペクターに聞いて不安を取り除きましょう。後日送付される報告書でも疑問・質問があれは問い合わせする事をオススメします。
ホームインスペクションの診断方法や内容
ホームインスペクションの方法には大きく分けて2種類です。「目視調査」と「機材調査」があります。基本的に住宅診断は目視調査で行う場合がほとんどですが、より詳細な診断を希望する方には機材を使用した調査を行います。
目視煮による住宅診断
ホームインスペクション(住宅診断)はホームインスペクター(住宅診断士)による目視調査で行われます。
ホームインスペクターは、住宅の外回り・室内・床下・小屋裏・天井裏の状態や設備の状態などを目視によって各項目の状態を確認し、サービス内容によっては改修するべき箇所や、改修時期の目安、およその改修費用についてもアドバイスできます。小屋裏や床下に関しては点検口から覗いての目視と、直接侵入して確認する場合があるので、調査範囲に関しては事前に確認しておきましょう。
機器を使用した住宅診断
機器を使用した住宅診断は目視調査よりも詳細な結果を知る事ができます。例えは、雨漏りの有無や住宅の傾き、基礎・外壁のひび割れ、コンクリート内部の鉄筋の状態などです。
- 住宅のかたむきにはレーザーレベルや水平器
- 鉄筋の状態を知る鉄筋検査器
- 木材の水分含有率測定には水分計
- シロアリの調査にはシロアリけんさき(ターマトラック)
お客さまが住宅のどの部分を詳しく知りたいかによって使用する機械は変わってきます。ホームインスペクション実施前に依頼業者へ相談すると良いでしょう。機器を使用した調査のメリットは、明確な数値を把握する事ができることや、住宅に問題がないかどうかの判断として精度が上がることです。
ホームインスペクションで確認できる範囲
ホームインスペクションでは室内だけでなく住宅の外周りもホームインスペクターが調査してくれます。しかし、ホームインスペクターが確認できるのは目視出来る範囲になります。それは誤って室内を傷つけることがないようにするためでもあります。なので、床下へ入るための点検口が設置されていない住宅では床下を調べることができません。それは天井・屋根裏や浴室等でも同じです。ホームインスペクションは目視確認できる範囲での欠陥や劣化・改修箇所があるかどうかを調べるので、調査のために出入口を作ることは含まれません。
ホームインスペクションの費用
ホームインスペクションは価格基準を設けていません。ホームインスペクターが所属している会社によって価格が異なっているのが現状です。目安として、目視による診断で5万円前後、床下や小屋裏に直接進入する診断や精密機器を使う場合は10万円以上になります。ホームインスペクションの利用前に依頼を検討している会社へ問い合わせて価格を確認しましょう。
初期投資をする価値は十分あります
前述の通りホームインスペクションにかかる価格は最低でも5万円は必要になるでしょう。決して安くない金額です。ですが、それだけの金額を支払う価値があります。ホームインスペクターの住宅診断によって、住宅が問題(欠陥・劣化)を抱えていないか、購入後に想定される改修箇所や必要になる価格を住宅購入前に把握することができます。買主にとって、安心して安全な住宅を購入できるメリットがあります。
また、できれば床下や小屋裏といった普段確認することが出来ない箇所は点検口から覗くだけではなく、直接進入して調査してもらうことをおすすめします。そういった箇所にこそ雨漏れやシロアリの被害、配管の漏水といった問題が起きていることが多いからです。ホームインスペクション業者の選び方
業者を選ぶポイントは、経験や過去の実績、診断内容、インスペクターの能力、価格などから決めるようにしましょう。
また、 お客様がホームインスペクターに診てもらいたい内容によって業者を選ぶのが良いでしょう。ホームインスペクション会社といっても、住宅の設計や監理、耐震診断、リフォームを得意とするなど、それぞれの会社で特色があります。また、依頼する住宅の構造に詳しいホームインスペクターが在籍しているのかどうか、これまでの経験や実績を確認することも大切です。信頼できるホームインスペクション業者を選ぶにには、これまでに携わってきた経験や実績は参考になります。依頼する住宅に似ている住宅を過去に診断していれば、住宅の構造からポイントを抑えたホームインスペクションが行われるでしょう。
診断の当日は「どんな人が診断してくれるんだろう・・・」と不安になる方が多いと思います。せっかく住宅の購入前や売却前にホームインスペクションを受けるのだから、信頼できるホームインスペクターに住宅の調査をお願いしたいですよね。
経験や実績を確認するのも勿論ですが、ホームインスペクターのコミュニケーション能力や説明の丁寧さにも注目してみましょう。信頼関係を築ける相手かどうか、結果を分かりやすく説明してくれるかどうかもとても重要です。悪質業者に注意しましょう
ホームインスペクション会社にはそれぞれで特色があるように、得意・不得意も少なからずあります。ですから、「どのような物件にも対応!」といった業者には注意が必要かもしれません。また、ホームインスペクションの価格は、目視調査であれば5~6万円前後、床下や小屋裏への進入、精密機器の使用などで10万円以上が相場とされています。もしも、この金額から大きく離れている場合には格安・高額問わずに注意が必要です。一部では、無料診断としてホームインスペクションを行う業者もいます。無料診断後に、耐震補強工事やリフォーム、外壁工事などを必要以上に強く勧めるケースがあります。無料診断と称してホームインスペクションを行い、診断結果を元に業者の利益となるような工事をお客様に勧めているケースもあります。
ホームインスペクションを通じて住宅メンテナンスの記録を
ホームインスペクションの記録は、住宅にとって必要なリフォーム箇所を知ることができるので、生活していて「雨漏りが気になる」「ドアの開閉がスムーズじゃない」などの不満と照らし合わせながらリフォーム工事の計画を組むことができます。計画的に工事を組むことは、“生活している人にとって“も”住宅にとって“もより良い住環境を作るために必要です。また、今後住宅を売買する機会があった際に、しっかりと住宅メンテナンスを行いリフォーム工事を行っていたことが証明できると適切に住宅が管理されていたかどうかを判断する材料になります。ホームインスペクションを受けて住宅メンテナンスの記録をとっておくことは、住宅の資産価値の高さや管理状態の良さをアピースする良い資料です。
まとめ
ホームインスペクションは日本で始まってまだまだ歴史の浅いサービスです。しかし既に欧米諸国ではインスペクションが当たり前となっていることからも、今後日本で普及していくことが予想されます。
2018年4月には、”ホームインスペクションの告知”が義務化されました。認知されるまでには時間がかかると思われますが、住宅を購入する際には知っておいて損のないサービスです。ホームインスペクションに対応した会社は探してみるとたくさん見つかります。もし、どのサービスが良いか判らないのであれば、この記事を参考に選んでみると良い業者が見つかるかもしれません。











